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がんオルガノイド培養キット

           

がんオルガノイド培養キット

従来の培養方法では、細胞は培養基材に接着して単層状に培養されます。線維芽細胞などの間質細胞は、この接着の刺激により高い増殖能を獲得するため、初代がん細胞の培養においては、間質細胞が優位に増殖し、がん細胞を効率よく培養できないという問題がおこります。
3次元培養は、培養基材への接着に起因する線維芽細胞の増殖が抑制されるため、コラーゲンゲル包埋法などは、既に臨床の場においても利用されています。
SCIVAXライフサイエンスの3次元初代培養キットは、NanoCulture Plate 96-well、専用分散液、細胞分散用メッシュ、専用培地をセットにした製品で、腫瘍組織からのがん初代培養を目的としたものです。独立行政法人国立がん研究センターとの共同研究成果として製品化いたしました。
製品の特徴としては、① コラーゲンゲル法に比べて培養期間が短いこと、② 専用培地にゲル成分を含まず培地交換など実験がしやすいこと。 ③ マルチプレートフォーマットで抗がん剤感受性試験が容易なことです。

製品名 Cat.# 保管温度 参考資料
がんオルガノイド培養キット,5検体用 PCK-5 BOX-1 室温 Handbook
BOX-2 -20℃

検体処理から培養のイメージ図
腫瘍塊をミンス後、専用分散液で酵素処理、メッシュでろ過して細胞分散液を得た後、NCPに播種。
播種翌日に培地の半量交換を行い、その後、2-3日ごとに培地交換を行うとがん細胞を含むスフェロイドが形成される。

がんオルガノイド培養キットでの培養時の観察像
本キットの使用により、7日間の培養で良好なスフェロイド形成を確認。矢印ががん細胞を含むスフェロイド。

sampleA
sampleB
sampleC
sampleD

がん細胞スフェロイドのGefitinibの感受性評価事例
本キットを用いて肺腺がんにおけるGefitinibの感受性試験を実施した。EGFRに変異を有さないWTよりも、Gefetinibに感受性があるexon19欠損の初代がん細胞が本キットを用いた3次元培養系においても高い薬剤感受性を示した。